士業が独立後に仕事とプライベートを両立させる3つのコツ!

独立間もない士業が、仕事とプライベートを両立させる3つのコツをご紹介します!

弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、弁理士、不動産鑑定士が独立後に、事務所運営を順調に進めるにはプライベートの充実が欠かせません。パフォーマンスを高めるためにも、仕事とプライベートを両立させるためのコツをご紹介します。

1、時間管理

1つ目は、仕事とプライベートの時間を明確に分けることです。独立している士業は、プライベートを守るために時間管理をすることが大切になります。独立して事務所運営を始めると組織に属している時とは違い、明確な就業時間がなくなります。そのため、「気が付いたら、一日中仕事をしていた」ということや「一か月以上休みの日がない」という方もいます。ただ、毎日仕事漬けというのは達成感がある一方で、逆に仕事のパフォーマンスを悪くしてしまう可能性があります。なぜなら、時間が無限にあると思うと付加価値の低い仕事にこだわったり、ダラダラと仕事をしてしまったりする可能性があるためです。適度にリフレッシュする時間を意識して持つことが、仕事の効率を上げることにも繋がっていきます。
おすすめの方法は、自分で就業時間をきっちりと決めてしまうことです。例えば、一般企業で働くのと同じように朝は9時から仕事を始め、夕方18時には終わると具体的に決めましょう。休憩の時間や休日も設けると、更に意識して休むことができるようになります。「せっかく開業したのだから柔軟な働き方がしたい」という考えもあるでしょう。その場合はきっちりと時間を決めるのではなく、「一日7時間しか働かない」というように勤務時間を決めるのがおすすめです。主婦の方で子供の世話や家事で、コマ切れに仕事をしたい人にもおすすめの方法になります。

2、クライアントとの調整

2つ目は、クライアントと納期や期限に余裕を持ったスケジュールを組むことです。士業として独立開業すると、顧客からの信用は生命線とも言える重要なものです。クライアントから依頼された仕事の納期や期限を守れないと、一気に信用を失ってしまいます。ですが、クライアントからの信用を失わないようにと仕事に追われてしまうと、今度はプライベートが疎かになってしまいます。それを防ぐために、仕事の納期や期限は余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。常に定められた納期や期限よりも1~3日早い期限を作り、スケジュールを組むことで突発的なアクシデントにも対応できます。
常に早めに仕事を仕上げる習慣を身につけていれば、余裕を持って様々な案件に対応することができます。プライベートを諦めない為にも、仕事は常に余裕を持って取り組めるようなスケジュール管理が大切です。

3、高付加価値案件へのシフト

3つ目は、常に新しい知識を学び、請け負える仕事の幅を広げることです。
請け負える仕事の幅が多いほど、仕事を選ぶことができます。特に、高付加価値の案件を選ぶことができれば、プライベートと両立するための適正な仕事量を調節することが可能になります。士業で独立すると、仕事は常にたくさんないと不安になるかもしれません。もちろん、請け負った仕事が多ければ多いほど収入は増えますし、仕事量が少なすぎるとプライベートは充実するかもしれませんが、生活が苦しくなってしまいます。なるべく高付加価値の案件を獲得し、時間を確保することが大切です。
そのためには現状に満足せず、スキルアップすることが大切です。スキルアップすることで請け負える仕事が増えれば、同じ作業量でも収入アップが期待できます。その分、時間に余裕ができ、プライベートに時間を割くことが可能になるでしょう。例えば、司法書士の場合、簡裁訴訟代理等関係業務の認定研修を受けることで、簡易裁判所における民事裁判における代理業務ができるようになります。他士業においても、常に学び続ける姿勢が大切です。
もちろん、士業にとって特定の専門分野を極め、知識や経験を掘り下げていくことはとても重要です。ただし、専門分野の学びも新しいことへの挑戦も怠らないことが、プライベートを充実させるためには大切なポイントかもしれません。

まとめ

今回は、士業が独立後に仕事とプライベートを両立させるポイントを3つご紹介しました。
・時間管理
・クライアントとの調整
・高付加価値案件へのシフト
いずれもすぐには出来ないかもしれませんが、足元から実行し、士業とプライベートを両立させ、ひいてはクライアント満足を高めていきましょう!!
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